Wednesday, August 25, 2010

ペルシャ猫を誰も知らない



先週の土曜日、映画「ペルシャ猫を誰も知らない」を見てきました。
公開2ヶ月前からずっと気になっていて、一人で見に行こうと思っていたら「私も見たいと思ってた!」と言ってくれた友人がいて二人で鑑賞してきました。

映画を観る前、私のイランについての知識といえば
・イスラム国家
・悪の枢軸(ブッシュ大統領によって)
・石打ち刑
くらい。

この映画に興味を持った理由は、題材がイランのアンダーグラウンド音楽というところ。
全く想像がつかなかった。
欧米の「アンダーグラウンド」と呼ばれる音楽とは全く違う、本当の意味でのアンダーグラウンド。
自由に音楽を演奏することも、映画を撮ることも規制されているけれど、逮捕されても音楽をあきらめない。

この映画を見て驚いたのは、どこの国の若者も変わらないということでした。
主人公が言った「僕の夢はアイスランドでSigur Rósを観ることなんだ」という言葉・・・・
一緒ですよね。
規制されてはいてもインターネットの普及によって色々な文化や芸術が入ってくる。そんななか何を表現したっていいはずなのに。

主人公たちと一緒になって、便利屋ナデルに紹介されるミュージシャンたちを見ていちいち感動していました。
驚くべきことにペルシア語のヒップホップもありました。Toolのような物悲しい(?)メタルまで。
今の日本の音楽は何を伝えたいのか、伝えたいことがあるのかさえわからないけど、この映画にでてくる音楽は自分の好きなジャンルじゃなくても心に響くような気さえします。

レビューは音楽のことばかりになっちゃいましたが音楽好きなみなさんはもちろん、映像も無許可で撮っているのでテヘランの’今’が見れるので旅好きな人にもオススメだと思います。
こんなにいろんな顔があるんだと驚きました。
3階建てくらいのビル全体がクラブになっているのにもびっくり!

東京ではユーロスペースで9月中旬すぎまで上映しているようなので是非☆

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